スローアングラーズライフ ~atlantic night tales~ ミッチェル402 アバンギャルドな大型スピニングの世界は・・・ラジオのように

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ミッチェル402 アバンギャルドな大型スピニングの世界は・・・ラジオのように

アトランティックな夜・・・ポンコチ・ワールドへようこそ。

♪♪おしゃれ おしゃれ アハンハン おしゃれめさるな ♪♪

♪♪おしゃれ おしゃれ アハンハン おしゃれめさるな♪♪

意味不明な、Mr.X正体の記事の冒頭ですけど・・。

アニメ「魔法の妖精ペルシャ」の後期の主題歌ですねぇ・・・。

魔法の妖精ペルシャ OP3 [STEREO]



釣りブログなのにアバンギャルド?でストロング?な記事のオープニング。

一体、何事?! 上の動画は、コギャルだし・・・。

アバンギャルド(または、アヴァンギャルド)はフランス語で「前衛( avant-garde)」という意味。

もともとはフランスの軍隊用語で,本隊に先がけて敵陣を偵察し奇襲する精鋭の小部隊。

後に、大衆の自然発生的反抗を目的意識的な体制変革へと組織する、革命運動の指導部ないし革命政党という政治的な意味に転じます。

さらに芸術に転じて,因襲や社会通念を打破し,未知の表現を切り開こうとする,芸術上の実験や冒険を指すようになりました。今では、一般にはこの前衛芸術のことをいいます。

その源流はランボー,ロートレアモン,ネルバルら,社会から疎外される不幸を現実から自由な想像力の起点に転じた,19世紀の「呪われた詩人たち」などです。

「精神生活の二等辺三角形のうち、孤独な頂点にいる芸術家は〈精神の内的必然性〉に従えば、底辺にいる大衆の未来の生活感情を先取りできる」と説いたカンディンスキーの著書《芸術における精神的なもの》(1912)をはじめ,20世紀初頭のフォービスム,キュビスム,表現主義,未来主義,シュプレマティズム,構成主義などの芸術運動には,この概念がすでに潜在していたといわれています。
(以上、ウィキ、 コトバンクなどより要約引用)

つまり、芸術の世界では、「既成概念に囚われず、新たな表現方法を開拓しよう」という前衛芸術または前衛美術で、それらは、体制側の保守的な富裕層に迎合するのではなく、むしろ一般大衆に向けられたメッセージだったと僕は思います。

同じように、釣り具、ことフィッシングリールの世界でもアバンギャルドなメーカーが活躍する時代がありました。

それがフランスのミッチェル(Mitchell)です。

有名なMittchell300、諸説はありますが1947年から1449年のいずれかの年に製造が始まり、20001年まで200万台以上製造・販売された超ロングセラー。

米国では普及品価格で販売されていたのです。

同じ頃、大型の海釣り用のスピニングも製造が始まりました。
Mittchell302 です。


302もハーフベイルのモデル時代を経て、フルベイルの302(左)と303(右)は1953年から1977年まで、200万台以上が生産されました。

その後、1963年からはハイスピードなギヤを搭載した402と403の製造も始まり、同じく1977年まで20万台以上生産されたそうです。
(日本で人気の超小型308は1959年からの製造です。)

写真はミッチェル402


(402と408・・小さい方は408)



フットナンバーにアルファベット記号が無いので、1960年代の製造。
そしてSpecialというロゴマークから英国と欧州諸国で販売されていたモノです。
(8月製造のナンバーはmitchell社がバカンスのため、無いそうですよ)

重量:620g
ギヤ比:4.5位
糸巻量:ナイロン8号220m位

(300g程度のリールを激重なんていってる、ヤワなルアーアングラーには使いこなせない、アバンギャルドでストロングなスピニングリールでございます。)

スプールの直径はPenn7500より少し大き目。
(写真は402、406、300、408をならべてみました)




ギヤシステムは、日本で今だ人気の、200gの超小型308、408と同じ、スプールが複雑な動きをして平行巻取りを行う、遊星ギヤ。




スプールはドラグテンションをセットしたまま着脱できる機構。
リリースボタンではなく、スプールを糸巻き方向とは逆に回すことで取り外すのです。
ドラグは調整幅は実に広く、当時のモノとしては素晴らしい出来。



大きなハンドルもグッド。

サイドプレートには赤い樹脂素材の注油口があります。




逆転レバーも赤い樹脂素材。
卵型で濃紺のボディーに左右の赤いワンポイント・・なんてオシャレな色使いでしょうか。
ボディーの形も大きさもナイスバディー!!




ベイル周りを見ると、小さめのラインローラー゙。ナイロン糸の使用なら問題ありません。




ラインローラー゙は消耗したら交換することを前提に設計されていたようで、専用のジグ的なドライバが付属していました。
(僕は自作しましたというか、赤い消火器タックルボックスの青年に手伝ってもらい作ることができました。)

最近のスピニングは、このラインローラー径が大きくなっています。でも釣り糸に最も影響する“釣竿先端のトップガイド径”が小さくなる傾向にあるのは、なんだか矛盾していますけどね。

ベイルは小さめで、ローターの回転ブレもありません。



ただ、ラインリリース時には、広い角度で開かないので、ベイルに釣り糸が当たるようですね。




シリアスに飛距離を追及する場合には気になるのでしょうが、現代にあっては、このリールでそれを求めるアングラーは居ないでしょう。


こういう完成度の高いリールが1950年代に既にあったこと、そして、欧米では普及品として大衆価格で販売されていたとは驚く限りです。

この手のオールドリールは、今では1点モノが多く、スペアスプールやパーツの入手が困難です。幸い僕はスペアスプールを1個持っていますので、細糸と太糸で使い分けたいと思っています。

当時の国産は、安かろう悪かろうのメイドインジャパン。

1960年代後期から輸出モデルでは品質も良くなり、アウトスプール方式スピニングの生産でミッチェルの市場を揺るがすことになりますが、大手メーカーの国内販売モノでは性能的にはイマイチのものばかりでした。

そういう日本では、このリールは1960年代後期から積極的に販売されたようです。

でも“時”既に遅し。アウトスプール・スピニングでゴリ巻きの投げ釣りが全盛の当時の中では、舶来モノ信仰が根強い時代とはいえ、販売的に、広まらなかったようです。

欧米では普及品なのに、舶来品として超高価格だったことも災いしていたと思います。

もちろん、今でも、こういう大型のインスプールスピニングに価値を見い出すアングラーは殆どいません。

そのおかげで、僕は、スピニングの時代を築いた、アバンギャルドでオシャレなリールを廉価で手にすることができるので、嬉しい限りですけどね。

そういえば、日本製の輸出用コピー製品があることをご存じですか。

トライロン・ソルト・ウォーター・スピニング
Trylon Salt Water Spinning Reel 

402とうりふたつ。もろパクリですね。さすが!
(写真は借り物です)



本物のミッチェル402、逆転ストッパーとドラグの軟らかくまろやかなラチェット音。
そして、このふくよかなナイスボディー

海と僕のあいだにあるもの、それはミッチェル402、・・・ラジオのように


記事の締めは、1960年代から活躍しているフランス国ブルターニュ地方出身のアバンギャルドな歌手・女優、ブリジット・フォンテーヌの最高傑作、 “ラジオのように”
Comme à la radio。

米国の前衛JAZZ集団、アート・アンサンブル・オブ・シカゴの演奏による1969年の歌唱です。

Brigitte Fontaine - Comme à la radio 1969


===============
Comme à la radio ラジオのように
訳詞は一部引用
(http://blogs.yahoo.co.jp/alfonsinayelmal/3242040.html より)
================
Ce sera tout à fait comme à la radio
それはまったくラジオから聞こえてくるみたいなもの

Ce n' sera rien
Rien que de la musique
それは何でもない
音楽にすぎない

Ce n' sera rien
Rien que des mots
Des mots
Comme à la radio
それは何でもない
ことばにすぎない
ラジオから聞こえてくる
ことばに

Ça ne dérangera pas
Ça n'empêchera pas de jouer aux cartes
Ça n'empêchera pas de dormir sur l'autoroute
Ça n'empêchera pas de parler d'argent
Ce sera tout à fait
Comme à la radio
それはじゃまにならない
カード・ゲームをじゃましない
高速道路で眠るのをじゃましない
お金の話をするのをじゃましない

Ce ne sera rien
Juste pour faire du bruit
それは何でもない
ただ音を立てるだけ

Le silence est atroce
Quelque chose est atroce aussi
Entre les deux, c'est la radio
静寂はたまらない
いくつかのものも同じようにたまらない
二人のあいだにあるもの、それはラジオ

Tout juste un peu de bruit
Pour combler le silence
Tout juste un peu de bruit
Et rien de plus
Tout juste un peu de bruit
ほんのちょっとの音
静寂を埋めるための
ほんのちょっとの音
ただそれだけ
ほんのちょっとの音

N'ayez pas peur
Ce sera tout à fait
Comme à la radio
怖がらないで
それはまったく
ラジオから聞こえてくるみたいなもの

(中略)
Il fait froid dans le monde
Il fait froid
Il fait froid
Il fait froid…
Ça commence à se savoir
Ça commence à se savoir
世の中が寒い
寒い
寒い
寒い…
そのことが知れ渡り始めた
そのことが知れ渡り始めた

Et il y a des incendies
Qui s'allument
Dans certains endroits
Parce qu'il fait trop froid
そして火事が
発生する
いくつかの場所で
なぜならとっても寒いから

Traducteur, traduisez
翻訳者、翻訳して

Mais n'ayez pas peur
On sait ce que c'est que
La radio
Radio
でも怖がらないで
私たちは分かっているそれが
ラジオだということを
ラジオ

(後略)
==================
♪♪ おしゃれ おしゃれ アハンハン おしゃれめさるな ♪♪
♪♪ おしゃれ おしゃれ アハンハン おしゃれめさるな♪♪

なんてアバンギャルドでストロングでヒールな“釣りブログ記事”なんですかねぇ・・・・。

意味不明でしょ・・(爆)。

これが、僕の助っ人、Mr.Xの正体でございます。


最後はThe Art Ensemble Of Chicago の演奏

武人・古つわ者のファンファーレをリンク・・それでは、おたっしゃで!


The Art Ensemble Of Chicago - Fanfare For Warriors



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