スローアングラーズライフ ~atlantic night tales~ ミノルタ FR-101 に新仮説 1960年代後期 でも・・・今の君は ピカピカに 光って

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ミノルタ FR-101 に新仮説 1960年代後期 でも・・・今の君は ピカピカに 光って


アトランティックな夜にようこそ。

2月、全国各地でフィッシング・タックル・ショーが開催されていますね。

僕もミント状態のオールドな新品を紹介しましょう。



今でも、君はピカピカに光っている・・・、ミノルタFR101の右巻きモデルです。

開封すると、説明書と保証書が!




釣具販売に参入する前のリョービが、1960年代後期に、ごく僅かの期間、製造したモノです。



==========
重量:360g

ギヤ比;3.64

スプール外経:51mm

糸巻き量:4号225m

ヘリカルフェイスギヤ

正弦波オシュレーション機構

ベールには太いロケットテーパー

ワッシャーを複数使ったドラグ
===========

ベアリングはありません。
 ↓


でも、なめらかだし、しっかりとした作りですね。

そしてなんといっても個性的な四角ボディーのデザインが光ります。




当時のカメラメーカ「ミノルタ」のエンブレムが見えます。
(ミノルタは合併して現社名はコニカミノルタ)




濃いメタリック・グリーンも渋くてナイス。





スペックと外観はこの位にして本題。

製品番号のFR-101は、1960年代後期、カメラの名機 MinoltaSRT-101 に通じるものがあります。

年代も一致していますね。




このリールは10年位前に、関西方面で大量のデッドストックが見つかり、ルアーフィッシングに力を入れているショップや、ネットオークションなどで販売されていたそうです。

オールド好きのルアーアングラーにかなり注目されたようで、ネット検索するとHPやブログ記事が結構な数ヒットし、読むことができます。

これらの記事では、リョービが製造してミノルタが販売したという記述ばかりです。
(僕は違うかもしれないとも思っています。)

精密ダイキャスト加工技術を持つリョービは、カメラのミノルタの協力企業として部品供給していたという興味深い記述もありました。

箱の中には全製品を掲載したミニカタログと品質保証書が入っています。





このカタログや品質保証書、そして外箱などを、じっくり眺めてみても製造は菱備製作所前と記載されているだけで、販売元の表示はありません。

当時、ミノルタは一流のカメラメーカーですからミノルタが販売していたとすれば販売元が表示されているはずです。

それが無いということは????



そして、元箱には、RGISTERED の文字が!

RGISTERED は登録、公認を意味する単語。

つまりミノルタの登録(商標)、公認(製品)。

ひとつの推察にすぎませんが、このリールは、リョービが「ミノルタ」ブランド名で販売していたのではないかと考ることもできます。

1970年初期の高度経済成長の時代、国内アパレルメーカーがこぞって海外ブランドのロゴマークを使った衣類を自社製造し販売していたのと同じです。

足袋の老舗「福助」(現フクスケ)は、ワニのワンポイントで知られるフランスの「ラコステ」ブランドで自社製品を製造販売しています。

同業他社でも「傘のマーク」や「金色の熊」、「ペンギン」など、いろいろあって、ワンポイントがブームになになったことがあります。

つまり、僕は、このリールはリョービが「ミノルタ」ワンポイントをあしらったリールの線もあり得ると推察しているのです。

製造は1960年代後期ですから、アパレルメーカーの動きと符合します。

もしかしたら先んじていたかもしれません。

海外には輸出されていたという物証はまだ見付けていませんので、現時点での個人的な見解としては、国内販売されたモノだと思われます。

欧米にはオールドリールのコレクターがたくさんいますが、当時、ミノルタブランドの高性能なリールが輸出されていたなら、今ではコレクションの対象になっていて、公開しているはずですからね。

ところで、四角いボディーの個性的なデザインはオリジナルなのか、海外製品のコピーなのかは謎のままです。

上位機種の104は、1960年代、旧西ドイツのDAMののスピニングに極似していますので、FR101もドイツ物のコピーかもしれません。

もしかしたらフランス「ミッチェル304CAP」(卵型ではなく、まん丸いボディー)の四角バージョンかもしれないとも思ったりします。
(これは根拠のない妄想です。)

オリジナルデザインでしたら、かえって凄いことですけどね。

このリールは、昨今の樹脂素材のリールシートやEVAフォーム・グリップの竿には似合いません。

金属パイプシートか、スライドリング、そしてコルクグリップのスピニング竿に似合う、クラシカルな雰囲気のリールです。




いずれにしても、FR101は、欧州で発展してきたスピニングリールの基本設計や、欧州製品のデザインや雰囲気をストレートに受け継いだ、上質なリールであることは間違いありません。

そして、当時、発展途上にあった国産リールの中でも、名作かつ珍品と言うことができるリールです。

ミノルタのリールは、いずれ、もう1品を記事で紹介しますので、興味ある方はお楽しみに!!・・・超弩級のスピンキャストリールですよ(笑)

記事の最後は1980年代、ミノルタ、伝説のテレビCM と元歌

伝説のCM・・宮崎美子 MINOLTA X-7(1980年


いまのキミはピカピカに光って - Wire Fox Terrier on TVCM - .



う~ん、ミノルタ スピンキャストリールの良さが分かりますねぇ・・・。

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2. Re:素敵ですね・・・太い主軸が

>モアザンさん

こんにちは
このリールの姿と色使いには、ほれぼれします。
国産の中でも「ピカいち」ですね。
展開図を見ると、ローター側のフェイスギヤに見える太い主軸が、滑らかな回転を生んでいるんでしょうね。

1. 素敵ですね

このリール、一度は手にしてみたいと思ってますが、なかなか縁がなく実現に至ってません。
ベアリング無しでも、キッチリと組み込まれた感が素晴らしいのでしょうね。
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