スローアングラーズライフ ~atlantic night tales~ ハリケーン コブラ No.21 左巻  1960年前後 品質管理技術の傑作? 

ハリケーン コブラ No.21 左巻  1960年前後 品質管理技術の傑作? 


アトランティックな夜


アトランティックな夜


アトランティックな夜


オリムピック社製 ハリケーン コブラ No.21(HURRICANE COBLA No.21)左巻です!!


米国サンフランシスコのオリムピックの販売会社、HURRICANE社でも販売していた製品です。

1950年代後半から1960年代前半の製品と思われます。


重量は約220gと軽量です。


写真のカーディナルC4より一回り小さいサイズです。


デザインはボディー(ギヤハウス)が7角形と、とてもユニークでおしゃれな形状をしています。


リールフットにはオリムピック・ジャパンと英文で記述されています。


特筆すべきは、金属、フェルト、皮革という3種類の素材を組み合わせたドラグです。

ローテンション時の調整幅があり、細糸の使用に向いています。


巻き心地は、ギヤーのゴロ感が無く滑らかでした。どのような構造なのか、ギヤハウスを開けて見て驚きました。


なんと、ドライブギヤーはプラスチック製だったのです!!


巻き心地が滑らかな訳です。これでは、ドラグはハイテンションのセットは出来ません。


ギヤーが欠けてしまいますから(笑)。


僕は見てはならないモノを見てしまった気持ちで、サイドプレートを取り付け、組み立て直しました。


つまり写真を撮り忘れたわけです。


ウルトラライトラインなら滑らかなドラグがあれば、プラスチックギヤで十分という、設計上のコストバランスを考えた低コスト路線の品質管理技術なのでしょうか???

(1950年代は米国から統計的品質管理技術が導入された時代です。)


下の写真は No.21より大型の・・HURRICANE No.30のプラスチックギヤです。


ミッチェル308、408のプラナマティックギヤではありません。オリムのプラスチックギヤです!!


アトランティックな夜



アトランティックな夜


プラスチックギヤーの写真は、びっちゅう氏のブログ記事「HURRICANE No.30」から了解の上、引用させていただいています。

http://penn.ti-da.net/e3605353.html

このブログは国産オールドリールの記事が沢山ありますね。


そういえば・・

「コブラ」という名前はオリムピックがマミヤOPとなり、その後、釣具から撤退する時期、


マミヤOP最後の傑作との誉れ高い、廉価版の・・・


マダイ用ムーチングロッド「コブラ」という真っ赤な竿に受け継がれていました。


日本最古のウォームギヤ搭載リールだった「アトラス」の名前も、同時期に廉価版の投釣スピニングリール「アトラス」として販売されていました。


だから、オールド「オリムピック」は面白いのです。

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