スローアングラーズライフ ~atlantic night tales~ 7月の釣り スイングではなくロックな釣り・・・・Rock me

7月の釣り スイングではなくロックな釣り・・・・Rock me


ミッドナイト アトランティックな夜に今晩は。

恒例となった音楽で語る、先月の釣りの思い出、アンソロジーです。

記事の始めは、知る人ぞ知る、Rosetta Tharpe ロゼッタ・サープの歌唱。

JAZZビッグバンドLucky Millinder楽団とのコラボで。1941年。
レコードのチリチリ音も良いものです。

Lucky Millinder/Sister Rosetta Tharpe-Rock Me


同じ演奏ですが、クリアーな音源ならこちら
 ↓
Rock Me Sister - Rosetta Tharpe


さて巷では異常気象、高温・大雨が頻発しています。

僕が暮らす北国でも、不安定な日々が続きました。

でも、世事に関わらず地味に釣りをしていると、季節の変化、そして時代の変化を感じ取れる7月でした。

夏の到来となれば北国では稀少なアナゴ。
爆釣りできる魚ではありませんが、コンスタントに釣り上げました。
それでも3夜に1匹位のペース。
星空の下、揺りかごの中でスヤスヤと居眠りしながらアタリを待つみたいな、地味な釣り。
でも、今期は早くも「つ抜け」達成しました。

$アトランティックな夜 Atlantic Night Tales

その後は、蒲焼き、天丼・・・もちろんアナゴ出汁の煮切り醤油も作ります。
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半夜のアナゴ狙いで嬉しい外道も
タカノハカレイ・・・夜のマツカワ君との逢瀬です。
ダブル「つ抜け」に王手!
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アナゴ狙いでエイリアンとも再び遭遇
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陸っぱりでは珍しい大型のソウハチカレイ。これも夜。
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釣り上げたカレイ類は全てサンマ切り身エサでした。

魚がスレまくりの大渓流フライフィッシングでも、なんとかニジマスを。
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小渓流ではフィッシュウォッチングや自然観察。
鱒見淵と命名した小渓流や、去年から覗き見ているマス男君。
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ギョウジャニンニクの花や、ヤマクワの実に取り憑いたコワーい綿毛を放出する虫、そして日陰に咲くウバユリ。
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40年来憧れていた、僕の両軸リールでの釣りへの思いの原点だったコイ釣りで、初コイも成就しました。
北国では不人気の超マイナーなコイ釣りです。
でも僕には初コイの味・・・それは・・・俺たちカルパスでした。
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そして、僕の釣りの原点、淡水大魚釣りのオーソリティー小西茂木氏の著作についても記事にすることが出来ました。(実は鯉を釣り上げるまで記事には出来ず、封印していたんです。)
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7月、魚のキープは激減、リリース前提の釣りが増えました。

その中でも、メバルのフライや抱卵ソウハチカレイに舌つづみ。
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月末は10日近く雨とシケ続きで、海にも川にも釣りには行けません。
やむを得ず、月末の週末には、港内で久々にスピンキャストショットバーも開店。
開始直後に営業車のアクシデントで整備工場に入院。
7月最後の週末と休日はフイになりました。
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修理が終わった月の最終日に、フライ de メバルを釣り上げ7月のシメです。
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陸っぱりの釣りに切り替えて1年以上が過ぎましたが、今年の7月は、地味ながら心に残る釣りとなりました。

ゴージャスなスイングする釣りではありません。

地味にロックな釣りなんです。


ロックといえば音楽のロックをイメージすることが多いのですが・・、

ロック(Rock)とは名詞では「岩」、動詞では「揺れる」という意味なんです。

僕の釣りは後者・・・、ロッキング・チェアや揺りかごでスヤスヤと眠る赤子のような釣りです。

大見得を張って人に見せるカッコ良い釣りではありません。

でも魚が掛かれば、魂が揺れます。

揺れる音楽のロックを岩と勘違いしたかどうかは分かりませんが、根魚のルアー釣りを業界ではロックフィッシングなんて呼称します。

おそらく道具を売り付けるため意図的に結びつけ作られた格好良さげな業界用語・・・マーケティングのユーザー・コントロールみたいに感じます。

音楽好きの僕ですが、激しいリズムでノリノリのゴスペルはいまひとつ好みません。

ロックフィッシュという言葉と同じように、どこかウサン臭い、マインドコントロールのように思えるのです。

J・S・バッハの音楽のように、心動かされる荘厳さや敬虔さは感じられないのです。

あまり好まない中で、JAZZ好きな僕が好きなゴスペル歌手がいます。

1958年のニューポートジャズフェスティバルでサッチモ登場の後、大トリを務めたマヘリア・ジャクソンとか、
アトランティックな夜 Atlantic Night Tales

1960年代に同フェスティバルにも出演した、ロックンロール誕生のルーツの一人となるロゼッタ・サープです。
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そう、ロゼッタは欧米では広く知られているのに、日本では知る人ぞ知るマイナーな歌手です。

ロゼッタは、1930年代に初めて誕生したエレキギターを津軽三味線のジョンガラようにつまびきながら、ブルースやジャズバンドとのコラボで歌っていました。70年代頃まで活躍しています。

とても敬虔なマヘリアと違って、聖と俗の間に生きた名歌手です。

母親は米国が人種差別が激しかった時代の黒人教会の伝道師だったそうで、ロゼッタは旅から旅への興行の日々を送る生活だったと思います。

カントリーロックの大御所ジョニー・キャッシュの自伝映画「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」や、
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不思議なフランス映画「アメリ」などのシーンにも登場するロゼッタ。

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エルビス・プレスリーも彼女のファンだったと聞いたことがあります。

彼女はゴスペル歌手なのに、ロックンロールロック誕生前夜の時代に一世を風靡した、ロックンロールのゴッドマザーなんですね。

アクの強い容貌や歌唱、北国の根魚を思わせる姿、パワフルでカッコ良すぎます。

という訳で7月の釣りは・・・Rock meなんです。

Rock me の歌詞を見ていくと米国を建国したといわれる価値観、英国のピューリタンの思想を源流に汲むものかなと思わせられます。

訳詞を試みましたが、結構、敬虔なんですね。どうも上手く日本語にできませんでした。
大意はこんな感じ。

「神聖な愛の中で、揺れる、カゴの中の赤子のように健やかに生きることの幸福感を願う・・・揺さぶられるような幸福感を願う・・Rock me」、

そう言えば、「釣魚大全」の著者、英国のアイザック・ウォルトンも、17世紀ピューリタン革命の動乱の時代に生きた人物。

休日の日曜日にレクリエーションとしての釣り、ウォルトンはピューリタンではなかったので、おそらく当時の社会情勢と風潮からすれば奇異に見られかねない著作だったようです。

ウォルトンもある意味ロックンローラーだったんですかねぇ。

「怪しげな社会への抵抗や思想のない」体制や業界側のメジャー・ロック音楽なんてロックじゃないからね。

「ごたく」はこの位にして、ロゼッタ・サープの、別バージョンで記事を終えましょう。

ブギウギスタイルのピアニスト Albert Ammons との共演。
Rock Me - Sister Rosetta Tharpe with Albert Ammons on piano


いよいよ8月、北国の短い夏も終盤、サケ釣り準備の月となります。

ブログ読者の皆さまも良い釣りができますように。

夏涸れであってもロック・ミーな釣りを・・・。
アトランティックな夜 Atlantic Night Tales

(関連記事)
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ロゼッタ・サープについてはこちらのサイトの記事にて
http://homepage2.nifty.com/dekuzu/paper/salvation/tharpe.html
とか
http://bluesring.digitalfruits.com/artist/RosettaTharpe.html

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(「釣りと音楽」の全記事、更新情報はこちら)

釣りと音楽 検索用メモ帳 NEW
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2. Re:I am a rock

>咲いたマンさん

この世代の曲はあまり知りません。
お教えくださりありがとうございます。

たったひとりきりで、海や川に向かうのは
・・ I am a rock ・・の歌詞に通じる部分はありますね。

雑念は、投げ釣りで居眠りしていると起きませんけど、他の釣り方ならあり得ますね。

1. I am a rock

なみ平さん、こんにちは。

釣師としてのロックといえば、僕はサイモン&ガーファンクルの歌を思い出します。
俗世を拒絶し磯や川辺でひとつの岩と化す。
まあ歌詞と違って、エサを変えてみようかとかウキ下があってないんじゃないかとか、アタマの中は雑念で満ちているのですが(笑。
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