スローアングラーズライフ ~atlantic night tales~ 米国ダイワ エリミネーター・サーフ カーボン・グラス・コンポジットの剛竿

米国ダイワ エリミネーター・サーフ カーボン・グラス・コンポジットの剛竿

欧州、米国、英国、豪州などのサーフロッドは日本のモノとはコンセプトが違います。


日本のモノはキス釣りから発達した飛距離のみ重視がメジャー。


高弾性カーボンで、軽く、薄く、25~30号位の錘を素早く振り抜くスピニング仕様。


巨大魚との強引なファイトは、(おそらく)あまり考慮されていないと思います。


大物を太糸で無理矢理やりとりすると、どうなることでしょうか。


一方、欧米では・・・、


40号位の錘、太糸、大ハリ、大エサでの大物仕様のサーフロッドがあります。

アトランティックな夜 Atlantic Night Tales

(上の写真の下は振出しのプロスイング)


グラス素材から、カーボン・グラスコンポジット、カーボン素材、いろいろなグレードがありますが、どれもぶっ太く、肉厚のブランク、ネバリ重視の胴調子のモノが多いようです。


巨大な大物にはネバリ重視の胴調子、分かるような気がします。


つまり、廉価なグラスでも、高価なカーボンでも、600g台~800g台と、太く重い道具です。


スピニング仕様だけでなく両軸リール仕様もありますし、スピニング仕様でもガイド数が多いので両軸にも使えたりします。


僕は750g位ある黄色いグラス素材13フィート、スピニング仕様を愛用していますが、スピニングだけでなく両軸リールでも使います。


実釣りには道具として使いやすく、重さはそれほど気になりません。


グラス独特のネバリは実釣りには使い安く、釣り味も良いのです。


スピニングなら、僕でも130m位、飛ばすことができました。


さて写真の米国ダイワ エリミネーター・サーフ

アトランティックな夜 Atlantic Night Tales


13フィート3本継ぎのサーフロッドです。


エリミネーターは数あるグレードのうち下から2番目の、カーボン・グラスコンポジット素材。

(一番下のグレードはグラス素材、グラス素材が現行製品にあるというだけで釣り文化の違いを感じます、)


エリミネーターは数年前にカタログ落ちしたようですが、後継は現行製品と同じ素材の「シーライン」に変わっています。


おそらく外観・デザインだけの変更でしょう。


(ちなみにグラス素材の現行製品名はビーフスティック・・・ビーフですからジューシーで柔らかそうです。)


エリミネーターは元々は100ドル位ですが、最近の米国では店頭在庫処分で40ドル前後で投げ売りされていたりしています。


手にしてみると、シートの位置が少し低いローシート仕様。


おそらく巨魚とのファイトのためでしょう。


欧米のサーフロッドは普通はカーボン素材なら細く肉厚ブランクのハズですが、この竿は穂先も元も愛用のグラスと同じ位の太さです。


とにかく太い。


でも、それほど肉厚ではありません。


廉価版ですから、グラス素材の外側にカーボンを巻いた作りで、その分やや肉薄です。


重量は640g位もあります。日本のキス仕様の高級品の1.5倍以上。


愛用の黄色いグラス素材13ftは750g前後ですから軽く感じます。

アトランティックな夜 Atlantic Night Tales

(上の写真の下は振出しのプロスイング)


錘負荷はMAX6オンス。つまり45号。


実際に振ってみると30~33号位が良さそうでした。


スピニングで投げて見ると、愛用の黄色いグラスより遙かに飛びます。


負荷をかけたロッドの反りが速いのです。


ガイドは古めかしいデザインの「どデカイ」ハードガイドリング。


SICではありません。


トップを含めて6点ガイド。


ガイドの取り付けはダブルラッピングと丁寧。

アトランティックな夜 Atlantic Night Tales

(上の写真の真ん中は振出しのプロスイング)


継ぎ口は巻糸だけの補強とやや手抜き。


廉価版ですからそんなモノでしょう。


たまに、スピニングで大エサを遠投して巨魚を狙う時など使ってみたいと思ったりしています。


北国の鮭でもこの竿ならオーバースペックかもしれません。


コンブ根に40号位の錘をぶち込んで、巨大アイナメのぶっこ抜きならこの竿のパワーも生きてくるでしょう。


でも南海の巨大ニベや、コロダイ、タマミならもっと面白そうですね。


販売年次から言えば、オールドではありませんが、仕様そのものはオールド。


西洋諸国で、こういうねばり重視ブランク素材の竿が仕様を変えずに販売され続けているということは、そういう釣り文化が根付いているからなのでしょう。


黄色いグラス素材のサーフロッドのような重い竿を使っていると、無理に振り抜くと方向性が乱れますし、筋肉疲労も起こします。


でも自然と無理のないスイングフォームになって飛距離と方向性が安定してきます。


そしてたまにカーボンの日本仕様の振り出し竿を手にとって見ると、軽い軽い。


キャストが自由自在。


少し前に振り過ぎて折りました。


この竿は、黄色いグラスのサーフロッドより使いこなすのがハードになると思います。


つまり大リーグ養成ギブスなのです。


・・そういう訳で、オールドロッドのカテゴリ記事に分類して公開しました。


こういう竿を手にしてみると、往年の国産グラス素材のアマゾンやジェットスポーツを、もう一度使ってみたいと思う、今日この頃です。



関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

8. Re:小物竿でも

>咲いたマンさん

テナガエビなら柔らかい穂先が必要ですね。
味のある釣りです。

良質なグラス竿は使ってみれば好きになると思います。

7. 小物竿でも

なみ平さん、こんにちは。

グラスのねっとりとした感覚は僕も大好きで、製品がもっと売られていればと思います。
長尺だと重さがちょっとツライですが(笑。
食い込みを楽しむテナガエビ釣りなどでは、釣果にも好影響がありそうですね。

6. Re:無題・・・ローシート

>はっちさん

傾斜のある磯や、消波ブロック越しで、着地投法ができず、垂らし投げが主、そして置き竿の投げ釣りではローシートの方が使い安いようです。

砂浜で大遠投して、手持ちで「サビいて」アタリそのものを楽しむキス釣りとは違う投げ釣ですね。

グラス投げ竿はアタリが大きく出て、魚を掛けても竿が曲がります。
カーボンなら磯竿の遠投仕様も同じ感触ですね。

5. 無題

なんだかグラスロッドに興味が沸いてきました
高弾性カーボンにない特性は、北海道の投げ釣りに活きてきますね
ローシート仕様は、キャストのアキュラシー性に優れていそうですね

4. Re:無題・・・ネタで

>Fishboneさん
店頭で超々激安の新古品を手にして、即バイトしてしまいました。

僕の釣りでは、「剛・豪」すぎてちょっと持てあましていますが、一度投げてみたかったんです。
つまり話の種、ネタですね。

黄色い竿+両軸リールの組み合わせよりも飛距離が欲しいときか、海藻根にブッコミというレアな状況には出番があると思います。・・ホントにあるかどうか???

投げ釣りは根魚中心なので遠投すればするほど、釣り味が悪くなりますから。
できれば近投で釣ることが理想ですね。
(ここはフライフィッシングと同じ。)

遠投で漁獲量を誇るのは延縄漁と同じ感覚だと思っています。個人的な趣味ですが・・

3. Re:こ、これは!

>じゃこごうこさん

そんなに折れたんですか!!
やっぱり巨大魚の投げ釣りにはグラスかコンポジットなんですね。

カーボンは一定のところまで曲がりますが、それ以上負荷を掛けるとると、あっさりと折れますからね。
あと小キズも致命的。

2. こ、これは!

なんか見覚えある竿だ~w

短いバージョンですね。

やっぱり高弾性はすぐ折れます。
先日の全タマでは、一晩で5本は折れましたね。

グラスの特性はあなどれません。

ぶにょい竿ばんざい~ヽ(^o^)丿

1. 無題

大型魚を相手にするならやはりグラスコンポジットの粘るロッドに行き着きますよね。投げ釣りじゃないんですけど、先日シイラをかけてロッドが折られて、つくづく粘りの重要性を思い知らされました(^^;) しっかしイイもんお持ちですね~ イエローグラスロッドはすでに、なみ平サンのアイデンティティとなってますけど、低弾性の剛竿って要素も外せないですね(^_^)v
最新記事
最新コメント
カテゴリ
リンク
フリーエリア
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる