スローアングラーズライフ ~atlantic night tales~ ABUアトランティック460ZOOMに見る 1960年代の変遷

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ABUアトランティック460ZOOMに見る 1960年代の変遷


写真は ABUアトランティック460ZOOM


9ft キャストウェイト10~60g。・・・重量510g。


アトランティックな夜 Atlantic Night Tales

アトランティックな夜 Atlantic Night Tales 



460は1962年、ABUの超ロングオフセットグリップ仕様のベイトロッドとして生まれ、サーモンやパイクなどの大物釣りの竿のロングセラーです。


コルク素材、29インチのリアグリップに9インチのフォーグリップ。
スピードロックリールシートです。


オフセットグリップのアトランティック竿にはアンバサダー5000番や6000番が推奨されていました。


その後、1974年に7000番が誕生してからは6000番と7000番が推奨されています。

アトランティックな夜 Atlantic Night Tales 


初期モデルは、リアグリップに角度がついていました。

 ↓
アトランティックな夜 Atlantic Night Tales



1966年からストレートなオフセットグリップに変わりました。

 ↓

アトランティックな夜 Atlantic Night Tales 



1970年頃にバットキャップが写真と同じ形状に変わりました。


1974年。後継の上位機種、アトランティック433Sが登場してカタログから消えたようです。


つまり1973年までの竿と思われます。


写真の竿は、1972年製造出荷されたままのデッドストックで、ABUと書かれた透明保護シートがグリップに付いたままです。


アトランティックな夜 Atlantic Night Tales


剥がすのがもったいないので、この上にさらに熱収縮の保護シートを付けてから実戦配備になります。


さて・・・

僕の住む北国では、ルアーフィッシングは第2次世界大戦敗戦後、米国の進駐軍の兵士によって伝えられたようです。


1970年代の全国的なルアーブームより、はるか以前の事です。


それまでの間は国産の投げ竿などで行われていました。


ルアーブームとなりABUの製品も入って・・


一部の愛好家達がABUアトランティックを使っていたようです。


今、過疎化が進む田舎町の釣具店は廃業が相次いでいます。


つまり、いわゆる片づけ屋経由で都会のリサイクルショップや釣具店などにデッドストックのABU ZOOMロッドが売られることがあるわけです。


以前、ABU CASTER151ZOOMを2本、うち1本は新品を手にしたこともありました。


ちなみに、アトランティックはネットオークションでは2万円前後の値がついていることが多いようです。


でも、実釣りに使っているというブログ記事は殆ど見たことがありません。


(アトランティックのスピニングはイトウの棲息する地域で一部の愛好家によりABUアンダースピンと共に使われています)


オフセットの方はどうかというと、使っている話は殆ど聞きません。


(なにせ9ftで510gと重いですから。)


でも・・家の飾りでは、実にもったいないことです。


北欧のアトランティックサーモン釣りは、急流の深みに大きなスプーンを錘を付けて沈め、遡上する魚の鼻先をちらつかせる釣法です。


キャスト&リトリーブではありません。


他にも鯉やパイクなどの大物釣りに使われていた竿です。


このように、オフセットのアトランティック竿は、ルアーばかりではなく色々な釣りが出来る竿なのですから・・・


鮭、鯉、海の魚など中・大物釣りに使ってこそ、利点・欠点を含めてこの竿の面白さや、


この時代のノスタルジックな釣趣が味わえると思います。

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8. Re:ホームセンターで…

>Fishboneさん

取り扱っていたエビスが倒産した頃のことですね。

その当時、ずいぶん出たんですね。

既に時代遅れになっていましたから・・売れないのは当然かも・・。

7. Re:リール

>としあきさん

両軸リールはルアーを投げるときにはバックラッシュに気を付けますが、投げ釣りではルアーほど気になりません。
両軸は面白いリールですね。

6. Re:無題

>Fishboneさん

ABUの保護シートでしたらABU社の製品で、アブガルシアではなさそうですね。

5. リール

おはようございます。なみ平さん、

以前、ルアーをしていた時はスピニングリールでした。
あの頃、とてもベイトリールに憧れを持っていたのを思い出しました。
糸がクラッシュして難しいリールですね。

4. 無題

ブログ本文にスピニングモデルがあることを書かれてましたね(^^;)失礼しました。ぼくが見たやつは90年より前だったかもしれません。とにかくコルクグリップの保護シートとガルシアではなくABUのマークが付いたロッドだったことは確かですw

3. ホームセンターで…

まるで新品のようなコンディションですね!なみ平サンのロッドを見てひとつ思いだしたんですけど、90年ころだったと思うんですが、神奈川県ローカルのダイクマっていうホームセンターで、ABUの保護シートがついたロッドが投げ売りされてたことがあります。縦長のダンボールにまるで傘を立てるかのように無造作にwスピニングロッドでした。値段は5~6千円でした。珍しいロッドなので記憶に残っています。その当時のぼくの価値観は今とはぜんぜんちがったのでスルーしていましたw 今思うと買っときゃよかったなぁ…って思います。たしかZOOMだったような… 替えティップは無しで… スピニングモデルってありましたっけ?

2. Re:ノスタルジック

>エンブリヲフライシステムさん
>釣りは狩猟であるとともに趣味なのですから漁獲高ただそれだけにこだわぬのも良いですが、他方ではそれにこだわらない楽しみもあっていいのだと思っております。

仰るとおり、それゆえ釣りは漁ではなく「リ・クリエーション」なんですねぇ。

ノスタルジックな釣趣と言えば、洋式の釣りではフライフィッシングが突出していますね。
和式でも、タナゴ・小鮒釣り、オイカワの毛鉤釣、和竿で船釣りなど、良い雰囲気。
あと和洋折衷の投げ釣りも同じように楽しむことができますね。

古い道具を使い始めると、当時の道具の弱点も楽しむ余裕が出てきます。血眼にならないみたいな・・。

1. ノスタルジック

ノスタルジックな釣趣。良いコトバですね。釣りは狩猟であるとともに趣味なのですから漁獲高ただそれだけにこだわぬのも良いですが、他方ではそれにこだわらない楽しみもあっていいのだと思っております。
そういった事を思い起こさせてくれるタックルですね。
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