スローアングラーズライフ ~atlantic night tales~ 覆面で変身 SILSTAR AC3160(シェイクスピア シグマ 003)  僕の黒い秘密兵器

覆面で変身 SILSTAR AC3160(シェイクスピア シグマ 003)  僕の黒い秘密兵器

大昔、「千の顔を持つ男」という覆面プロレスラーがいました。


1960~70年代国産や80年代の韓国製にはそういう、覆面リールがスピニング、ベイト、スピンキャストを問わず、沢山あります。


例えば、ダイワ製のスピンキャストがペン、シアーズ、テッドウィリアムスなどに 、

稲村製作所がヘドン、フルーガー、パイオニア、米国ダイワ、バークレー、ロディーなどに、

オリムピックがフルーガーやツルーテンパー、ヘドンなどに、

リョービがペンやゼブコ、ロディーなどに、

大森製作所がシェイクスピアやフルーガーなどに変身しています。


スピンキャストリールの場合は・・・

カップ(覆面)やコスチュームの色を変えて、外国ブランドに変身するのです。


ダイワ、稲村、オリムの製品などはよく知られていますね。


いや、逆で、輸出モデルが変身して国内販売されていたのです。


今回はそのひとつ、昨年、新品を手にした、シルスターAC3160 韓国製のスピンキャストリールです。


アトランティックな夜 Atlantic Night


アトランティックな夜 Atlantic Night



左右両用のハンドル。


15ポンド90m、20ポンド65mの糸巻き量。


ドラグはスプール逆転方式.。


大口径の放出口。


パーミングしやすい覆面カップ。


逆転ON-OFF切り替え ストッパー。


カーボロイ素材の太いピックアップピンが1本。


アトランティックな夜 Atlantic Night


主軸にボールではなくメタルベアリング。


スプールオシュレーション機構はありません。


スプール径が大きいので、かなり大きなカップですが、フェザーウェイト社チャンピョングリップやゼブコのグリップにも装着できました。


重量は軽く310g。

このリールを調べていましたが、1年近くたって、ようやく年式などが判りました。


1985年の製品です。


当時、米国では自社ブランド「シルスター」の他、シェイクスピアにOEMで供給していました。


名前は  Shakespeare SIGMA 003 AC3130 です。


240gの小型モデルAC2610 もありました。


シェイクスピア シグマ は1980年代、ベイトリールやスピニングで知られていて、今でもマニアには人気だそうです。


ベイトリールはタマゴ型のお洒落なリール。

Shakespeare SIGMA 0002
アトランティックな夜 Atlantic Night アトランティックな夜 Atlantic Night
(写真は RUN氏のブログから引用させていただきました)
http://blogs.yahoo.co.jp/zippu_21/29806188.html


スピニングはなんと、大森製作所の製造。
アトランティックな夜 Atlantic Night アトランティックな夜 Atlantic Night
(写真はブロ友、びっちゅう氏のブログから引用させていただきました)
http://penn.ti-da.net/e2953190.html


そしてスピンキャストリール シグマもあったという訳です。
アトランティックな夜 Atlantic Night アトランティックな夜 Atlantic Night


日本ではシェイクスピアブランドでも販売していたのでしょうか?


それとも米国だけ?


シルスターブランドでは、米国で販売され、国内では大手小売店のJ屋が販売したようです。


シルスターはシリアスなルアーアングラーからは安物の烙印を押されている、いわば悪役ブランドです。


シルスターは確かに粗悪な製品もありますが、それはABUやPennの廉価版でも同じです。


でも、シェイクスピアブランドで当時モノの装飾(覆面)だったらのならどのように評価されるのでしょうか?


僕の場合・・・

このリールは大型でもパーミングしやすく、左ハンドルも可能なので、今年から「とある釣り」に実戦配備しようと思っています。


オシュレーション機構が無いからといって悪い訳ではありません。


スピンキャストの場合スプールオシュレーション機構は巻き上げ力を減衰させます。


つまり適材適所。


飛距離は不要、太糸使用、巻き上げ力重視、手返し重視などの・・・

複数の条件をスピンキャストに求める場合こそ、このAC3160の出番です。


ベビーフェイスの覆面リール、アブマチックでは使用がはばかれる、金網デスマッチやバラ線デスマッチのリングこそ活躍の場所です。


黒色の覆面には沢山の傷がついて、実力ある悪役覆面プロレスラーの風貌に変身することでしょう。


ちなみにシルスターブランドの中古なら1000円前後が適正価格と思います。


シェイクスピアのシールが貼ってあるだけで3000円以上もするのは、今だ舶来ブランド崇拝が残っているのでしょうね。


僕のリールは、一番大きいワン・コインでした。
アトランティックな夜 Atlantic Night


コインを覆面に隠した、ヘッドバットはいたしません。

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2. Re:無題・・・面白いブランド

>オペラ座の怪人さん

こんにちは!

今回のポンコチ鑑定はこういう結末でしたが、米国系シェイクスピアの製品では逆もあります。

両軸のプレジデントでも韓国製や米国製があるんです。

英国や欧州系シェイクスピアでは良い製品を出しています。(実は好みです。)

面白いブランドですね。

1. 無題

シェイクスピアとシルスターがそんな関係だったとは、知りませんでした。
なんとなくシェイクスピアというブランドイメージは好きなんですが
シルスターとなると3流という気がしてしまいますね。
シグマもOEMだったんだ~
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