スローアングラーズライフ ~atlantic night tales~ 810番というスピニングリール(2)

810番というスピニングリール(2)


RODDY MATIC 810A左巻 です。




アトランティックな夜

1970年頃ダイワに吸収された稲村製作所がまだ健在で、国内販売に力を入れていた1962年頃から、数年間、販売されていた製品です。


稲村製作所は米国のRODDYブランドOEM供給品をそのまま国内販売していました。


RODDYはガルシアと同じように、自社生産工場を持たない釣り具の卸商社らしいです。


RODDYは現在も健在なようで、Pennのベイトリールを自社ブランドネームで販売している製品を見たことがあります。

(日本でも、釣り具卸商社はオリジナルブランドの釣り具をOEMで販売しています。)



アトランティックな夜

810Aは・・

ヘドン220-Rや、アメリカダイワNo.4330など、色やハンドルデザインの違うモデルがOEM供給されていました。


ヘドン220-Rの写真は下記URLを参照してください。
http://www.geocities.co.jp/Outdoors/8419/sub7.html

ヘドン220-Rは中古品が輸入されて、高値で国内販売されていますね。


つまり・・・
稲村製作所は優秀なOEMメーカーだったということです。

(RODDY MATIC 810Aは、米国のネット検索でもたまに見ることがあります。)


製品は渋いメタリックグレイ。スプールは特殊防錆処理が施されているというシールが貼り付けられています。



アトランティックな夜


ドラグは金属ワッシャと皮革を組み合わせた、作りですが、ちょっと滑らかさに欠けました。

テンションワッシャーを1枚追加して何とか・・・というレベルでした。


重量は約330g、ミッチェル300・カーディナル44とほぼ同じサイズです。


販売価格は1500円前後でしたが、今の貨幣価値からいうと1万5千円から2万円でしょう。

庶民はFujiのタイコリールの時代です。


当時の国産スピニングリールは、庶民には高級品だったのですね。


アメリカダイワNo.4330は以前 Phantom Finisher com という米国ダイワのオールドリールの写真が満載のHPに写真がありましたが、残念ながら閉鎖したようです。

他に探してみましたが、写真は、なかなか見つかりません。


1970年頃のフィールド&ストリーム誌のダイワの広告を見ると、スピニングリールの多くの米国ダイワ製品が、稲村製作所製のリールであることが解ります。


大森製作所が1960年代末、マイクロセブンで米国や豪州の評価を得るまで、稲村RODDYは欧米で健闘しています。


稲村製作所の両軸リールやスピンキャストリールも、チャンスがあれば、一度、現物を見たいと思います。




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