スローアングラーズライフ ~atlantic night tales~ 近所の里川で至福のZaccoトラウトFF

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近所の里川で至福のZaccoトラウトFF


先週の木曜日、いまにも雨が降ってきそうな曇天、風もあって海はシケ。

夕方、仕事を一旦終えて、直ぐに僕が「近所の小河川」と呼んでいる里川に直行しました。

この日は、19時30分から某所で会議があるので遠出はできません。
(遠出といっても、せいぜい10~20kmですけど)

この里川は、数年前の冬に大雨で洪水寸前まで増水して市街地の下流域で土手が一部壊れ、その後2年位かけて護岸工事をしていました。

川中に重機が入って、川床を平らにしてしまい、遡上するサケの産卵場所を破壊したのでした。

これ以降、上流、中流、下流にテリトリーを持って住み分けして釣りをしていた爺様達も、最近、全く見かけなくなりました。

僕も春と秋に1~2回、魚の棲息調査の目的でC&Rのルアー釣りをする程度で、時にはフックを取り外してキャストしていました。

さて・・、まずは中流部の農村地帯。

DSCN0662 - コピー


水量も水色もまずまず。

DSCN0659 - コピー


キャストを始めて直ぐに20㎝ちょっとのニジマスを2匹。

これは3年魚。

DSCN0654 - コピー

もう1匹釣り上げてから、ここでの釣りは10分程度で終了。

直ちに移動して、少し下流の堰堤でキャスト。

DSCN0667 - コピー

ここは魚が少なく、小さかった。

今期、最少のチビニジ。1年魚。

Zaccoトラウトです。

DSCN0663 - コピー

大きめの魚はやや速い流れの中にいるようです。

ここでも20㎝サイズをもう1匹釣ってから直ぐに撤収。

街中に移動し、この川で最大の深く速い流れの場所に入りました。

DSCN0687 - コピー


この周辺で行われていた工事が終了して以降、平らで浅くなった川中にアシが生えて中州ができ、川幅が狭くなるにつれて流れが強くなって砂や小砂利が流されて、川床が掘られていました。

ここは海に近く、カモメやカワウが魚を獲っていたりしていて、FFには難しい場所。

10年近く止めていた渓流FFを5年前に再開した、思い出のポイント、5年ぶりのFFです。

この場所でのFFでは、まだ魚を釣り上げていません(金属ルアーでは少々釣っています)。

会議の時間まであと30分あるので、釣りはこの場所で最後。

魚が1匹でも釣れればいいやと、軽い気持ちでニンフを放り込むと直ぐマーカーにアタリ。

同じ場所で、20㎝位の3年魚ですけどニジマスがポンポンとヒットしました。

DSCN0671 - コピー

何匹釣り上げたか忘れた頃、30㎝オーバーもヒット。

写真を撮るためにモタモタしているうちに足元でフックアウト。

引きは充分楽しんだので、まぁいいか・・・。

いよいよ撤収と思っているところに20㎝ほどのヤマメを2匹。3年魚。

DSCN0683 - コピー

ここのヤマメは2年目に海に下るので、居残り組のオス。これは嬉しかった。
サクラマスが遡上し産卵していたことが分かったからです。

19時10分頃に川から撤収し、会議の場所に向いました。

そして、休日を挟んで、4日後の月曜日。

もう一度、下流の場所でFF。18時30分開始。

コピー ~ DSCN0688

休日の雨で若干増水気味、濁りも薄くなりほぼ清流に戻っていますが、流れは速め。

この日も頻繁にアタックがあって、まったりとしながら釣り上げてはリリースしていたところ、大きなトラウトがフライにアタックしました。

前回逃げられた魚と同じサイズ。

今回は慎重にキャッチとおもいきや、ネットイン寸前に一気に下流に走られて魚を追いかけました。

なんとかネットに収めるとグリーンバック32㎝のレインボウ。

コピー ~ DSCN0696

その後は下アゴがしゃくれあがり始めた23㎝サケ顔のヤマメ。4年魚。

コピー ~ DSCN0714

この日は活性が高く、水中でギラリと光ってヒラを打つ魚や、水面にライズする魚も見えます。

怯えて警戒心の強いこの場所では初めての体験。

更に粘ってチビニジを釣っているところに、大きな魚がかかりました。

一気に大ジャンプ。グリーンバックではなく背中が真っ黒。

背中が黒い・・・、もしかしたら海から遡上したスチールヘッドかもしれないと思いました。

ファイトの激しさは先に釣り上げた32㎝の引きどころではありません。

これは大きい!!

狭いプールで大暴れした果てに、また下流に走られました。

DSCN0668 - コピー

かなり追いかけて、転んでしまい、ウェイダーに浸水。

結局、リーダーとティペットの結び目から切れてしまいます。

世間で言う痛恨のラインブレイクとかではなく、歓喜のラインブレイクでゲーム・オーバー。

今回も1時間の釣り。

激しいファイトで大満足。

僕はこの小河川を後にし、鼻歌交じりで帰宅しました。

僕がフライフィッシングを10年位止めていた理由は3つあります。

ひとつは、育児。子育て期間中だったこと。家族が夕食を終えた頃に、イブニングのFFから帰宅したときのバツの悪さ。

ふたつは、荒廃して濁りが取れない近隣の渓流を見たくなかったし、遠征もしたくなかったこと。

みっつは、仕事も忙しく、日中に家族と短時間でできる他の魚釣りやファミリーキャンプを始めたこと。

最初の子供を背負子に乗せて夫婦で渓流FFをやっていた頃、梅花藻の花が咲く川の畔で、

「家の近くに小さくても綺麗な川が1本あればそれだけで、十分幸せだね。」という妻の言葉。

そんな会話をしていたあの時から数十年経ち、5年前に現在の地に転居して、会話がようやく現実になったのです。

子供達も成人した今、機会があればこの里川で家族とFFをやってみたい・・、

新たな想いが生まれた至福の里川ZaccoトラウトFFでした。

そして、先日の鮠ケ淵のFFと、ホームリバーでの激流FFに続いて、長い間かかえていた壁を、もうひとつ、みっつめを乗り越えました。

大物が釣れアングラーが群がる有名河川とは違う・・・、

夏至の時期、誰も居ない、小さな、近所の川で、生涯の思い出になる、”里川 Zacco トラウト FF”。

これは僕が一番やりたかった土着の釣り、スローな釣りです。

自宅に戻り、20年以上もレストア途中で放置していたバンブーのショートロッドを取り出して・・・、

コピー ~ DSCN0718

組み立て直して、再び使おうという気持になりました。

こういう里川で釣りがしたくて手にしてから40年経ったロッドを・・・・。

(長文、最後までお読みくださりありがとうございます。)
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テーマ : フィッシング
ジャンル : 趣味・実用

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Re: これは秘密の花園

>咲いたマンさん こんにちは
誰も居ない近所の小河川でFF、これは秘密の花園か、エデンの園ですね。
護岸工事で川床がまっ平らになった時には、僕も絶望しましたが、復活してきました。
まだ何処にでも魚が居るという状態ではありません。
この川で一番悪いのは、工事よりも、アングラーが小も大もかまわず魚を抜くことでしょう。

No title

アトランティックな夜さん、こんにちは。

税金使って砂を運び入れたり、岩を並べてみたり。
そんな手間を掛けなくても、人間が触らなければ自然はいずれ回復するのですね。
近所の里川で天然のトラウトなんて、僕にはまさしく理想郷に思えます(笑。

Re: 大昔には・・・

> ウミンチュさん
大昔には産業廃棄物で死の川だったそうです。
今も魚は少なく小さいですが、そこそこ釣れるようです。
近所の川ですので気楽に楽しめますね。
ファミリーフィッシングは、これもまた楽しいですね。

No title

ここが本当に工事入った場所だとは!

綺麗なニジマス・ヤマメ釣れてますね。しかし最後のスティール・ヘッドらしいかかり!楽しそうでした。ブログ主さんが釣りあげるのも、もうすぐですね。

家族で釣りができるっていいですね!私は親父と姉貴と一緒にたまに釣りしますよ。そのときは私はいつもボウズですが(苦笑い)

会議と釣りと、お疲れさまでした。
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