スローアングラーズライフ ~atlantic night tales~ 7月8月の釣りは、原点に立ち返る渓流FFとコースフィッシングで、血と汗と涙のスピニング・ホイール

7月8月の釣りは、原点に立ち返る渓流FFとコースフィッシングで、血と汗と涙のスピニング・ホイール

アトランティックな夜にようこそ!
恒例、音楽で語る僕の釣りアンソロジー 7月8月まとめて

いつものように初めは音楽
アメリカで1960年代後半から1970年代にかけて活躍したロック・バンド、ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ (Blood, Sweat & Tears、BS&T)
1969年グラミー賞の最優秀アルバムを受賞したセカンド・アルバム“Blood, Sweat & Tears”のシングルヒット曲。

画質も音質も悪いけれど、伝説のロックフェスティバル、ウッドストックでのライブ。
映画“ウッドストック”には出てこない貴重な動画。

Lew Soloff performing "Spinning Wheel"" with Blood, Sweat & Tears at Woodstock 1969


アルバムのフルバージョン
(トランペットソロが聞きどころ。)
Blood, Sweat & Tears - Spinning Wheel (album version)



当時ラジオではヒットチャートで流れていたけれど、シングルカットにはトランペットソロは編集でカットされたバージョン。
アルバム“Blood, Sweat & Tears2”のフルバージョンのトランペット・ソロを聞いて僕はたまげました。
ソロはルー・ソルフというJAZZトランペッターです。
ロックもいいけどジャズミュージシャンは凄いって。
ぼくが今でも好きなジャズ、この曲のTPソロは、その原点。

少年時代、僕は東京に住んでいたことがあって、始めたばかりのくせに、おませな釣り少年。
渓流のトラウトFFや、コイをメインにしたコースフィッシングにも興味を持ったのです。

FFは、故 西園寺公一氏の「釣魚迷」、コイは児童文学者 故 小西茂木氏の「淡水大魚釣り」という著作から。
このお二人は、スポンサーなど持たないアマチュアリズムを全うしたアングラー。
平和な家庭を築き、趣味と両立させたアングラーです。
(家庭不和を解決できず、スポンサー付でカメラマンをお供に、逃げ出すように海外を釣り歩いて、派手にスポーツフィッシングを語った、とある有名作家とは生き方の質が違います。)

当時、東京には、釣りができる湧水の池が幾つもあって、僕は、モツゴ、モロコ、タナゴ、フナ釣りに夢中でした。トンボ目印とかシモリ浮子、水箱とかが懐かしい世代です。
(今でも広尾あたりの池をはじめ幾つかの池で、釣りが出来るそうです。)

六本木にある湧水の池に行ってみると、オシャレなお兄さんがヘラブナ釣りをしていました。傍には女性が一緒に。お兄さんはスピニング・ホイールを鼻ずさんでいましたね。
少年の目から見ても、“これは、かっこいい”と思いました。

あれから数十年経った今、10年ほど休んでいた渓流FFを再開、やりたかったコースフィッシングも始めました。
そして3年が経過した今年の夏。
7月8月の釣りは、殆どこの2つ。

今年の3月にはルー・ソルフ氏の訃報。
僕はこの名曲、スピニング・ホイールを鼻ずさみながら、スローなアングラーライフを過ごしたのです。

昨年までコイは両軸リールばかりでしたが、今年はスピニングリールでもやってみました。
スピニングでは破竹の19連続キャッチ。
両軸とスピニング、合わせて30本もの大きなコイを釣り上げました。
昨年まで悩んでいた3分の1バラシも解決。カメは掛からず、これもナイス。

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以前はドライフライがメインだった渓流FFも、ニンフやウェットの釣りを、じっくりとやり込みました。
ホームリバーのホームポイントは魚影が回復していて絶好調。

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中下流部にヤマメのポイントも見つけました。数年前の渇水で魚が激減していた川は復活途上。

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セカンドホームリバーの鯎が淵では昨年はボウズ、2年ぶりに釣りあげたのは、海から遡上したニジマス、スチールヘッドでした。
そして本命の大きなウグイも通い詰めて釣り上げることができました。

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沢山の回数、渓流FFに行けたのは、快適な透過湿素材ウェイダーを調達したおかげです。
相当な経験値を得ることができました。

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夏の定番アナゴはシケ続きで絶不調。合間にソイを釣ってボウズ逃れ。
晩秋に釣れる大物アナゴで、再挑戦です。
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ソイ・メバルは四川風中華や、イタリアンで新しいレシピを!

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渓流FFもコースフィッシングもリリースが基本。
トラウトは、自己ルール5匹だけキープし、1匹は調理の練習。
残りは家族が帰省してきた時にムニエルで。

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初めて釣り上げたスチールヘッドは、1匹だけキープし、捕食物を調査。
その後、ワイン蒸しの冷製などで味わいました。

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淡水の釣りばかりで、海岸での投げ釣りはできず、秋まで延期。
時々海岸煮咲き誇る花々を愛で、果実の頃ばかり気になるラズベリーの花も初めて見ることができました。

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近所の小河川や大河川でフィッシュウォッチング。
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結婚した長女が夫婦で帰省してきて、お花畑の海岸で海鮮バーベキュー。
渓流では河童や葛の花を見つけ、一句。大淵や、河童飛び込む、水の音。
ニッポンの夏です。
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さて、本題・・Blood Sweat & Tears(BST)のスピニング・ホイール
詞と曲はヴォーカルの「David Clayton-Thomas(デビット・クレイトン・トーマス)

=============
僕のテキトー訳
=============
What goes up must come down
spinning wheel got to go round
Talking about your troubles it's a crying sin
Ride a painted pony
Let the spinning wheel spin
上に上がれば必ず下へ落ちるように
(君の)糸車は回るのさ
君が抱えるトラブルについて話しているんだ、
(それは)泣きたくなるほどの(根源的に抱える)原罪さ
(だから、メリーゴランドの)カラフルな木馬に乗るように
(君の生き方の)糸車を回転させるように仕向けるんだ

You got no money, and you, you got no home
Spinning wheel all alone
Talking about your troubles and you, you never learn
Ride a painted pony
Let the spinning wheel turn
君にはお金も家もなくなった
糸車だけが、勝手に回っている
君が抱えるトラブルと君自身について話しているんだ、
(それは)君が全く学ぼうとしないことさ
(だから、メリーゴーランドの)カラフルな木馬に乗るように
(君の生き方の)糸車を(もう一度)回転させるように仕向けるんだ

Did you find a directing sign
On the straight and narrow highway?
Would you mind a reflecting sign
Just let it shine within your mind
And show you the colors that are real
直線の狭いハイウェイで、(何処に向かったらよいのかを示す)標識を見たことがあるだろう
ライトに反射して良く見える標識なら君だって気に留めるだろう
君の心を輝かさせれば
(反射標識のように)君に本物の色(←進むべき方向)見せてくれるよ

Someone is waiting just for you
Spinning wheel is spinning true
Drop all your troubles, by the river side
Catch a painted pony
On the spinning wheel ride
君の(方向転換)を待っている誰かがいる
(君の)糸車はしっかりと回っているよ
(だから)君が抱える全てのトラブルを川岸に捨ててしまえばいい
カラフルな木馬を捕まえて、君の糸車に乗って、(まずは)回すのさ

Someone is waiting just for you
Spinning wheel is spinning true
Drop all your troubles, by the river side
Ride a painted pony
Let the spinning wheel fly
君の(方向転換)を待っている誰かがいる
(君の)糸車は確実に回っているよ
(だから)君が抱える全てのトラブルを川岸に捨ててしまえばいい
カラフルな木馬に乗って(君をアップダウンさせる)糸車そのものも(最後は)吹っ飛ばしてしまえよ
===============
なーるほど!!
1960年代以降ジャズが下火になったのは、“好いた、惚れた”がテーマの楽曲ばかりで、泥沼のベトナム戦争とか人種差別とかで悩む時代にメッセージ性のある、意識の覚醒みたいな歌詞のロックの方が時代にマッチしていたからなのでしょうねぇ。

魚釣りだって同じこと。数だとか、サイズだとか、そのための高性能な道具だとか、今のフィッシングライターなんて道具屋の手先で、煽っているだけでしょ。
バスでも投げ釣りでもFFでも、フィールドで、どういう時を過ごすのか、これが一番大切な事。
駄目にしたのは、あの戦争と同じ、道具屋主催のトーナメント、釣りTV番組、フィッシングライターの登場だと思います。

都会には都会のフィールド、田舎には田舎のフィールド。
都会には都会の、田舎には田舎の鬱陶しさ。
鬱陶しい世間から一時的に逃れて、リ、クリエーション。
道具“いぢり”ばかりしていては、“ビョーキ”になりますぞ。

僕が最近、うらやましいというか、好ましいと思うのは、オイカワFF愛好家の盛り上がり。
そして、一部バスアングラーの、ゴミ問題や生態系とか、環境への意識の高まり。
綺麗な魚が住む河川環境が回復し、フィールドが身近にあること。
これこそがスローアングリングへのスピニング・ホイールなのかもしれません。

さて、9月。
既にサーモンの釣果も聞こえ始めて、僕も海モードになります。
魚さえいれが釣れるのが海の釣りですから、できるだけスローな釣りで過ごそうと思っています。
混み合う有名ポイントには行かず、ボウズ覚悟で“ウフフのポイント探し”や“ウフフの釣り方探し”から始めましょうかね。

記事の締めは、故、ルー・ソルフ氏の名演で。
OK?

故、ルー・ソルフ氏が晩年に活躍したマンハッタン・ジャズ・オーケストラ
なぜか西城秀樹のヴォーカル。
Manhattan Jazz Orchestra & Hideki Saijo - Spinning Wheel


最後は、故、ルー・ソルフ氏のトランペット、ソロ。
Lew Soloff's Spinning Wheel Solo


9月、皆様も、ウフフでスローな、リ・クリエイディブな釣りを!
OK?

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Re: 淡水魚中心の夏

>咲いたマンさん・・・遡上して直ぐに産卵する魚は遡上前から脂が抜けていますが、長距離遡上や産卵まで長期間過ごす魚は脂ギッシュ旨いです。
海で少し真水を吸った秋サケに通じますが、脂の乗りはそれ以上でした。
夏は上流にアングラーが向かうので、中下流部は静かで、ゆったりとFFを楽しめます。
朝はマイナーなコースフィッシング、夕方は渓流FF・・短い夏ですけど、湿度が低く爽やかな風が気持ち良いですね。

淡水魚中心の夏

アトランティックな夜さん、こんにちは。

この夏は河川の釣りが多かったのですね。
僕にはスチールヘッドのお話が、とても印象深かったです。
僕も久しぶりにヤマメ中心で、鱒類の降海性について考えることが多い夏でした。
だから憧れのスチールヘッドの食性や食味のお話は、とてもためになりました。
いよいよ釣って喰ってみたいです(笑。

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