スローアングラーズライフ ~atlantic night tales~ ペン スピンフィッシャー 700 栄光の1号機 Penn Spinfisher 1961年の謎

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ペン スピンフィッシャー 700 栄光の1号機 Penn Spinfisher 1961年の謎

(写真を入れ替えと追加、記事を少し手直しして、再度アップしました。)

写真は ペン スピンフィッシャー 700。 

緑色ボディーのインスプール・スピニング。

1960年代前期のモノ。



スピンフィッシャーといえば今でも根強いファンがいます。

金と黒のツートンカラーは、海のルアーフィッシングとかには、とても映えると思います。

そのスピンフィッシャー、1960年代は緑色と白という、ナチュラル系のツートンカラーでした。



ペンのHPによれば、ペン初のスピニング、700は1961年に誕生。

その準備は1959年頃から始められていたようです。

当時の用途は、米国では、投げ釣りの他、リーフでの巨大ターポン釣りにも使っていたようです。

==========
重量:620g位
ギヤ比3.8
20/250(yds/lb)
ウォームギヤ
ハンドル1回転で1往復のオシュレーション
==========

700は栄光の1号機。

その後、一回り大きい706とか、700と同サイズの704、小型の710、712、714、716というインスプール700番台がシリーズ化されたのです。

いわばペン社スピニングリールの開祖。

でもこのスピニングのデザインやギヤは、1950年代からある同じウォームギヤのシェイクピア社の自社製造スピニングに“うり二つ”。

外観も中身も。



そしてローター回りも、そっくり。



ペンがパクったのか?、製造工場を買い取って技術者も一緒に引き抜いたのか?、シェイクスピアのOEMなのか?、同じ工場で両者を製造していて所有会社がSからPに変わったのか?

(1960年代以降、シェイクスピアのスピニングは自社製造を止めて大森製作所のOEMになっていくようですから、なにか関係があるのかもしれません。)

僕には謎のままです。

1960年代に米国フルーガーや英国の老舗オールコックとJWヤングを買収していたシェイクスピアは、OEMの大森が倒産してからスピニングでは勢いが無くなったようです。

一方、ペンは伝統の両軸ばかりか、後発のスピニングでも快進撃でした。

最近知ったことですけど、シェイクスピアは10年位前にペンを買収し、その後にシェイクスピアも“ピュア某”に買収されたんですってね。

戯言はこの位にして、このリール、とても気に入っています。

ハンドルは、ペン両軸リールと同じ魚雷型。

逆ねじ込み式で折りたたみ機構すらないシンプルさ。ゆえに、ガタつきなし。
(1962年以降のモデルは折りたたみハンドルになりますから、1961年ファーストモデルの証。)



カーボロイ素材のラインローラー、現代のPEラインも使えます。



ミッチェルにあるローターのバランスウェイトは、ペン700にはありません。

それなのに、回転ブレが全く無いんです。



写真のリールは、1960年代に国内の業者が輸入販売していたモノ。

リールに、当時販売していた会社のシールが貼ってありました。



ペンリールジャパンの品質保証シールではありません。

その会社名は“ダイナミック釣具株式会社”

実はダイワ精工の関連会社で、ダイワ製品の卸販売を手掛ける1960年代の会社。



当時、ダイワの自社製品は目も当てられないほどの低レベルで、稲村製作所のリールを自社ブランドで国内販売や対米輸出していました。

㈱稲村製作所が製造元、㈱ロディー釣具が販売元と同じ関係ですね。

さて、当時モノのサーフロッドは、なかなか手に入らないでしょうから、現代のオクマの白い竿Okuma Tundraとかペンの紺色のPowerspin(スピンパワーではなくパワースピン)とか、グラスのサーフロッドで使ってみたいなぁ。


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2. Re:無題・・Greenie

>Fishboneさん
このシリーズはGreenie という愛称が付けられるほど、米国でも人気があるようですね。

日本でも、小型モデルは、たまに見かけますね。

1. 無題

おお!なみ平サン!グリーニーじゃないですか!カッコいい(^^) 704Zや706Zも復刻されたところをみると、米国ではこの手のスピニングの需要はまだまだあるんですね。ダイワの販社がダイナミックというのは初めて知りました。
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