スローアングラーズライフ ~atlantic night tales~ 古参ABU444登場・・雄サーモンと激バトル NAWFワールドサーモンリーグ戦第11戦

古参ABU444登場・・雄サーモンと激バトル NAWFワールドサーモンリーグ戦第11戦

お古館:「NAWF”サーモン・ワールド・リーグ戦 いよいよファイナル、メインイベント“第11戦”。イレブンフィッシングの実況は“お古館一郎”、解説は“遠投釣吉”、アニマルなストロングスタイルでお届けします。気合いだ~!!・・サバダバ、サバダバ・・。」

これまでの試合結果
第1戦:ABUアンバサダー6000で3年魚、銀ピカ雄サーモンを初ヒット。
第2戦:ABUカーディナル66で、4年魚、これまた銀ピカ雄サーモン。
第3戦:最強のスピンキャストリールABUMATIC270で、これまた4年魚、銀ピカ雌サーモンに完勝。
第4戦:リョービ ダイナファイトでサンマパッチン攻撃で巨大ブナ雄と対決。辛勝。
第5戦:フランスの貴婦人ミッチェル300、銀ピカピカの雌サーモンでリベンジ
第6戦:英国から凱旋帰国のロディージャイロ、ストロングスタイルで雌サーモンに圧勝
第7戦:イタリアからアルセド・エリー・2Cが初登場 銀ピカ雄サーモンに楽勝
第8戦:ダイワ・ハイキャストNo.2,試合放棄寸前に逆転ハンドルで銀ピカ雌サケサーモン辛勝し金字塔
第9戦:日没間際、突如乱入した韓国の黒覆面リールは長くも渋いファイトで銀ピカ雄サケをノックアウト
第10戦は、負ければ引退のペン5500SS ピックアップ寸前の寸止めでスマッシュヒット

遠投:「いよいよファイナルです。」

お古館:「主催者から発表はありませんが、遠投さん、選手の予想は。」

遠投:「おそらくスエーデン国のスピニングと予想します。」

お古館:「スエーデンの選手といえばカーディナルですが、カーディナル66はもう試合を終えています。今度は44?、それとも77でしょうか。」

遠投:「いやカーディナルではく、もっとオールドな、鉄人かもしれません。」

お古館:「鉄人28号ですか。」

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お古館:「さあ、いよいよメインイベント試合。セミファイナルでペン・スピンフィッシャーが勝利した後、相手のサーモンは新しい群れを助っ人にして押し寄せてきましたね。」

遠投:「これで、ファイナルならではの素晴らしいファイトが期待できます。」

お古館:「迎え撃つ選手が花道から登場しました。全身、メタリックな薄いグリーンです。」




遠投:「薄いグリーンとはいえ、長年のファイトで傷付いて、薄い灰緑に見えます。やはり鉄人、ABU444です。」

お古館:「ABU444といえば、黒スプール、クリーム系グリーンのローター、濃いグリーンのボディーというカーディナルと同じ配色ではありませんか。」

遠投:「それは1060年代から70年代の最終のサードモデル444A。登場したのは最も古い1950年代の初期モデル444です。」

お古館:「第5戦に登場したフルベイルのミッチェル300と同じ頃ですね。」

遠投:「そうです。ほぼ同じ重量クラスですが、スプール径は300より大きめ、オシュレーション幅は小さめです。」

お古館:「ボディカバーに小さな“魚型の RECORD マーク”らしき図柄が見えますね。」





遠投:「ABUはスイスのRECORD社を吸収してスピニングを始めたのです。それが444です。それまでは同社やイタリアからのOEMでした。444は欧州では超ロングセラーの鉄人ですよ。」

お古館:「ABUもOEMですか。」

遠投:「そうです。スイス国リールの流れを引く、欧州スタイルのファイトを期待したいですね。鉄人といえばルーテーズを思い起こしますが、彼はハンガリー系です。」



お古館:「あのNWAチャンピオンベルトをもっとも長く保持していたバックドロップの名手ですね。」

遠投:「444にもテーズと同じ正統派の“グリーン”ファイトを期待したいところです。」

お古館:「今日は遠投さんらしくなく、ブレの無い渋い”グリーン”な解説ですね。さあ!!ゴング。」

遠投:「相手もやる気十分ですから、フロートやタコベイト、身エサなどのギミック無し、スプーンオンリーで試合をするようです。」

お古館:「海面はサーモンのジャンプが続いて、空爆の戦場と化しました!」

遠投:「これは、前衛部隊の挑発です。ボスはその下に深く潜んでいます。」

お古館:「おっと、メタリックブルーのスプーンをカウントダウン。深く沈め始めました。」

遠投:「テンカウイントで着底。底スレスレを引いて、最後にスピードを少し上げ、手前の駆け上がりにある海藻回りを一気に浮上させています。」

お古館:「ヒット!」

遠投:「やはり相手は浮上して追って来ました。」

お古館:「カーディナルと同じく、リアードラグを調整しています。」

遠投:「ドラグワッシャーの枚数がカーディナルより少なく、調整幅が狭いので、戦いは楽なようです。」

お古館:「えっ?調整幅が狭い方が楽なんですか?」

遠投:「頻繁に調整するなら、狭い方が戦いやすい場合があります。」

お古館:「一般通念では考えられません。・・・常識外れでは。」

遠投:「細糸でプリセットなら調整幅が広い方が有利ですが、太糸の場合は関係ありません。むしろ相手は大きく固い口をしていて首を強引に振るので、強いアワセが必要ですし、ファイト中はスッポ抜けなどのフックアウトを防ぐことが重要です。相手のファイトは、ドラグを直ぐに緩めて、軽く流し、疲れさせてしまうのです。」

お古館:「なるほど・・。」

遠投:「相手は引き寄せられてきました。慎重にキメたいところです。」

お古館:「最後の抵抗を繰り返し、激しい攻防が続きます。」

遠投:「ファイナルの試合。ここは見せ場ですね。セメントマッチ・オンリーのカールゴッチ流とは違って、見せ場を心得たルーテーズ流のファイトを展開しています。」

お古館:「ついに相手からギブアップを取りました。」



遠投:「これは、凄い顔をしています。」

お古館:「鼻曲がりと呼ばれるオス。大きな5年魚です。」



遠投:「まだブナ模様になっておらず、綺麗な魚体。これぞ、ザ・サーモンですな。」



お古館:「ストロングスタイルの相手としては最高のサーモンでした。」

遠投:「ABU444、スプーンオンリーで、グリーンなファイト。貫禄の勝利です。」

お古館:「遠投さんの解説も、今回はマニアックかつ“メタリックグリーン”でした。」

遠投:「今回は?・・イテテ。」



お古館:「戦いのワンダーランドらしくシェイクスピアのワンダーロッドもナイスなサポートをしましたね。」

遠投:「アトランティック竿より穂先が軟らかめなので、強引なファイトはしませんが、かえって楽に戦えたようです。ベンディングカーブも目で見て楽しめました。」

お古館:「これでルアー部門の公式試合は終了。あとはエキシビションマッチと表彰式です。」

遠投:「エキシビションは華やかな明るいファイトを楽しみたいですね。」

お古館:「スエーデンから3選手、そしてフランスからミッチェル300に代わり往年の名選手が飛び入りで参加するようです。」

遠投:「それは楽しみ。きっとオシャレでナイスバディーでしょうなぁ・・・。」

お古館:「エキシビションは表彰式に合わせて行われます。」

遠投:「優勝は誰か。ワクワクものですよ。」

お古館:「NAWFワールド・サーモン・リーグ戦、果たして優勝は・・次回に発表です。」


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6. Re:無題・・サーモンには

>デイジーさん
おはようございます
サーモンには英国や欧州系のオールドリールが、ほんと、似合います。
オールドロッドなので、PEを使わずナイロン太糸の釣りですから、フックアウトしないような操作でファイトが楽しめますね。
ヒット後の連続ジャンプや、一気の走りは素晴らしいですよ。

5. 無題

こんばんは
道具も魚も日本国内とは思えない写真ですね!すごくカッコいいと思います。
古いリールがちゃんと仕事してるところもイイですね。

4. Re:無題・・それはよかった

>鯖さん
それはよかったですね。
スプーンに取り付ける、フロート、タコベイト、エサなどのギミックは、人が多い場所、根掛りする場所、活性が低い魚の場所には、魚を捕るたには有効です。
スプーオンリーだと瞬時の大合わせが必要ですね。
乗れば、”ヒットォォォォ~”、です。

3. Re:オールドリール達

>エンブリヲフライシステムさん
こんばんは
サーモンとオールドリール、絵になりますよね。
まだまだ続きます。

2. 無題

今北海道を旅行中なんですが、こちらのブログを参考にし、鮭を釣ることができました。ありがとうございます。
フラッと来ただけの何にも知らない奴が釣れる魚じゃないだろうと、北海道で主流の鮭を釣る仕掛けと、それにあったタックルは持ってきてませんでしたが
ウキやら餌やらゴテゴテ凝った仕掛けの必要はなく、スプーンオンリーで全然いいんだと思えた事
で、根魚用バスタックルでも信じて投げられました。
本当に来てよかったです。

1. オールドリール達

とてもナイスです!
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