スローアングラーズライフ ~atlantic night tales~ 2014年09月

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サーモンとバトルロイヤルでダイナファイト

9月も残すところ2日。 

昨日の午後から、サーモンフィッシング三昧です。

最後の休日はABUリールを使ってスプーンオンリーで満喫したので、今度は新企画。

というか、最初から企てていた企画です。

オールドとかビンテージリールを使って、1匹釣り上げる毎に、リールを交換していきます。

釣法は問いません。ミスター珍が得意とする“サンマ・パッチン攻撃”もOK。

ただし“ギャング釣り”(引っ掛け)は即退場の反則です。

名付けて、NAWF・”サーモン・ワールド・リーグ戦。

あっ!・・リーグ戦じゃなくてバトルロイヤルですけど、まぁ固いコトは抜きで行きましょう。

実況中継は“お古館一郎”、解説は“遠投釣吉”でお届けします。

さぁ! 開幕です。




お古館:「遂に開幕するNAWF”サーモン・ワールド・リーグ戦。相手に技をかけられると”イテテ”と声を上げるのが有名だった遠投釣吉さん解説をよろしくお願いします。参加選手の全貌が小出しに発表されていますね。」

遠投:「イテテは遠藤幸吉。私は遠投釣吉。お間違いなく。」




遠投:「さて、選手が世界中から参戦表明しています。日本、アメリカ、フランス、イタリア、スエーデン、イギリス、韓国、といったところでしょうか。女子レスラーとか、覆面レスラーもいて、対戦相手のサーモン軍団は銀色やブナ色のコスチョームで待ち構えているようです。」

お古館:「スエーデンの選手は既に全勝で試合を終えていたようですね。ABUを使い続けない理由がようやく明かされました。他にはどんな選手達が出場するのでしょうか。」

遠投:「主催者からの公式発表はありません。試合毎に発表されるようです。サプライズを狙っているのでしょう。」

お古館:「ルールは一体どんなものなのでしょうか」

遠投:「時間無制限、1本勝負、3カウントフォール負けはありません。ギブアップかドクターストップのみ、いわばデスマッチですな・・。」

お古館:「遠投さん、なにか仰いましたですね。」

~ゴングの音~

お古館:「あっ!ゴング。 突然、試合が始まりました。どうやら正規軍はミスター珍とも言われるリョービの“ダイナファイト”。大乱闘の様相。」




遠投:「対戦相手は大きな凶器入れ歯で噛みつき反則攻撃を得意とする“フレッド・ブナッシー”のようですね。」

お古館「ダイナファイト、かなり苦戦していますね。走られっぱなしです。」

遠投:「これは、壮絶な試合になりました。」

お古館:「ダイナファイトはスエーデンのABU兄弟を真似たエンブレムを誇示しています。Penn似の金色スプールに唐草模様、仏壇のコスチューム。」




遠投:「色モノの前座レスラーと言われていますが、スピニングなのにローターが逆転するドラグ、スピニング・ローター・ホールドという荒技を隠し持ってます。」

お古館:「遠投さん、どうやら、スピニング・ローター・ホールド攻撃はブナッシーにはなかなか通用しないようです。それにしてもブナ色か付き始めているのにこれだけのファイト。決着は付くのか。すでに20分か経過しています。」

遠投:「ダイナファイトはドラグを緩めるとハンドルでゴリ巻きはできませんよ。ポンピングという技と組み合わせてこそ、破壊力が増すのです。」

~ゴングの音~

お古館:「ついに勝負がつきました。相手は5年魚の巨大な“やや”ブナッシー。」



上アゴにガッチリとフック



鋭い牙



遠投:「これは、辛勝といったところでしょう。ダイナファイトもスプーンオンリーと見せかけて、密かにサンマパッチン攻撃をしていたようです。」

お古館:「さすがはミスター珍といわれるだけのことがある選手でしたね。両者ともナイスなファイトでした。」

遠投:「ブナッシーは悪役と思われていますが、日本人妻を大切にしたジェントルマンだったと言われています。あっこれはフレッド・ブラッシーの話しでした。」



お古館:「オオッ!、続いて、足の細い小柄な選手が登場です!!」

遠投:「これは、外人選手、しかも女子レスラーのようです。」

(関連記事)
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★サーモンワールドリーグ戦 検索メモ帳

ダイナファイト 1979年 ローター逆転ドラグのスピニングリール
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サーモンの群れが来た!! スプーンオンリーで2本

9月最後の休日、午後からようやくホームグラウンドに出撃しました。

昨日の大シケで、海がかき混ぜられ表水温が下がっているハズ。

思惑通り、上げ潮の14時頃、大きな群れが回遊して、ヒットしました。

ところが初めは、足元で痛恨のバラシ。

粘っていると、またヒット。



3年魚のオス。銀ピカ。



1974年のグラスロッド、シェイクスピア、ワンダーロッド入魂です。



一旦、帰宅して16時から再開。

今度はアトランティック竿とアブマチック290.

ボイルが目の前で繰り広げられます。

こういう時にはフロートを付けた方が良いのですが、フロート無しで、本来のルアーフィッシングスタイルで頑張りました。

薄暗くなり始めてから、ようやくヒット。



これは大きい!!

ランディングまでに、かなり時間をかけました。



4年魚のメス。やさしい顔つき。目の上にアイシャドウしているたいです。



お腹がパンパンの個体です。でっかいイクラが入っていました。




高水温の悪条件が続いた日々。待ちに待ったサケの群れに遭遇したのです。

今回もタコベイトとかフロートは無し。

シングルフック2本で、スプーンオンリーです。

9月最後の日曜日、快心の釣りになりました。



先週は赤いアンバサダー6000でした。

これでアブのルアー用リールでのサーモンフィッシングはパーフェクト。



今度はフライフィッシングで釣りたいなぁ・・・。

(関連記事)
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★サーモンワールドリーグ戦 検索メモ帳
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エドワード・グレイ・・名著「フライフィッシング」に釣りと釣り人の“あるべき”本質を読む

1899年にロンドンで出版されたエドワード・グレイ卿の名著「フライフィッシング」

日本では100年も経って1991年にTBSブリタニカから発行されました。
(数年前からは、講談社学術文庫に収められています。)

訳者は西園寺公一。 



エドワード・グレイ(1862~1933)は、ロンドンで生まれた政治家・鳥類学者。外務大臣を務め、後にはオックスフォード大学の総長を務めた人物。そして貴族の末裔。




この本はフライフィッシングについての随筆で、釣り文学の”古典”と言えるものです。

出版時点の図版の他、当時の道具や風景のカラー写真も、沢山添えられています。
これも素晴らしい。(文庫版では割愛されているかもしれません)

原著から図版。


翻訳本に添えられたカラー写真。






日本語訳が出た当時、フライフィッシングに夢中だった僕は、第1章「はじめに」を軽く読み飛ばして、第2章以降の、100年前のマスやサケの実釣りや道具について書かれた“各章”ばかり読み漁っていました。




先日、久々に第1章「はじめに」を熟読し、改めて感銘を受けました。

第1章「はじめに」には、“趣味について”、“趣味の釣り”、“釣り人の要件”というサブタイトルがついています。

ここでは、僕の言説や評論は控え、最小限の引用文から要旨を抽出してみました。

第1章「はじめに」(引用開始)
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趣味はわれわれ自身で自身のために見出すものであって、他人から習ったり、伝授されたりするものではない
・・(中略)・・
したがって、(この本を書く)私の目的は釣りの技術を教えることではない。
しかし、もし私に専門家になろうという野心があるとしたら、釣りの楽しみについての専門家になりたい。
釣りの腕前ということなら誰に譲ってもよいが、釣人の名声が上手下手ではなく、釣りへの愛着、釣りの喜びによってはかられるとしたら、私は釣り人たちの間で高い地位を占めたいと思う。
この本のおもな目的は、この(釣りの)喜びについて語り、その喜びの特質や価値を表明することにある。
・・(中略)・・
誰でも釣りに熱心な者はかならず強い競争心を持つ時期があるものだが、これを抜け出さないかぎり、
・・(中略)・・
得るものより失うもののほうが多いのだ。
・・(中略)・・
そんなことでは、釣りの魅力のなかで非常に貴重な、超然たる心境や精神の自由と独立というという境地にはとうてい達し得ない。
・・(中略)・・
ある程度の成果は、もちろん常に望ましい。まったく成果も無しに一日中釣って満足する者がいたら、それは見せかけの釣り人にちがいあるまい。
・・(中略)・・
よい釣り人になるためにもっとも必要な素質は何であろう。
・・(中略)・・
毛鉤を適切に投げること、
・・(中略)・・
それだけでは不充分だ。注意深く観察する習慣が同じくらい重要である。
・・(中略)・・
しかし、私が重要と思う第三の素質がある。・・それは(略)である。
・・(中略)・・
もし釣りの成功に欠くことのできないもう一つの素質を上げるとしたら、それは(略)である。
・・(中略)・・
しかし、釣りがわれわれを一年のもっとも素晴らしい季節にもっとも美しい地点へ案内してくれることに気づき、新しい感謝の気持ちと、無上の喜びが心にあふれるときがやがて訪れる。
そのときから、われわれの眺めるものはもう川ばかりではない・・・
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(引用おわり)

(略)の第三、第四の素質とは何か・・・・。

ネタバレになるので、この記事では“自制”しておきます。“忍耐”を持って・・・。



こういう境地でフライフィッシングをやっていたエドワード・グレイ卿は、まさに釣りの達人。

フライアングラーばかりではなく、全てのジャンルの釣り人にオススメの名著だと、僕は思います。

(関連記事)
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西園寺公一 著「釣り60年」は、日本の「The Complete Angler」

名著「釣魚迷」に見るジェントルな釣り師とは・・・
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